本年度クラブ活動運営方針

2018~2019年度
和歌山南ロータリークラブ
会長 三木菊夫

ロータリーを伝える

「楽しくなければロータリーでない」、我がクラブのスローガンとして耳に馴染んだ言葉です。そしてその言葉のとおり、我がクラブは「楽しいクラブである」との会員相互の共通認識があります。一方、クラブの歴史、規模の割には奉仕事業への取り組み方が弱いというのも又、会員相互の共通認識かと思います。

人間であれば「還暦」となる60歳、クラブとして60周年を間近に控える今、より成熟したクラブをめざして、真の意味の「親睦」と、充実した「奉仕」を実践できるように、会長としてこの一年間、会員の皆様と共に考え、共に行動していきたいと思います。

『真の意味の「親睦」と、充実した「奉仕」を実践』のためには、まずロータリーに対する理解を深める必要があると考えます。この点は自分を省みて思う処ですが、我が南クラブは「楽しいクラブ」である反面、「ロータリーの理解を深める」という点おいて少々甘い部分があったのではないかと思います。成熟したクラブを目指すために、会員一人一人がロータリーに対する理解をより深めて、その理解したロータリーを会員相互に伝え合い、さらに地域社会に対しても積極的に「ロータリーを伝える」ことを目標にクラブ運営を考えていきたいと思います。

そのための、基本方針と活動方針を以下に記しますので、皆様のご理解を賜るとともに、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

【基本方針】

1)ロータリーを伝える

「100人ロータリアンがいれば、100通りのロータリーがある。」そのようなロータリーについての考え方があります。一人一人異なったロータリーに対する理解があってよい、ということでしょう。しかし、これはロータリアン一人一人のロータリーに対する理解が曖昧であってよいということではないと思います。曖昧な概念は他人には説明ができず、その本質を伝えられない、つまりは、地域社会にロータリー活動を共感してもらえないことになります。

クラブ会員の一人一人が、地域社会に対して、取引先や顧客に対して、友人に対して、家族に対して、自分の「ロータリー」を言葉にして説明できる、その本質を伝えることができる、そのような能力を身につけること、既に身につけている会員はその能力により磨きをかけること、それを三木年度における当クラブの目標として、さまざまな意味合いを込めて、「ロータリーを伝える」をクラブテーマとします。

自分の「ロータリー」に磨きをかけることによって、ロータリアンとしての矜持をより高潔なものとして保ち、職業人として経済活動や社会活動においてロータリーの理念を実践していきましょう。

2)60周年に繋げる

ここ数年、当クラブにおいて奉仕事業の見直しや、いわゆる「地区問題」の影響もあり、奉仕事業が低調になっている傾向にあります。それでも「青少年育成支援基金」の設立、運用という新しい事業も芽吹いており、地区正常化の流れの中、長期の青少年交換事業も復活します。さらに地域社会のニーズに応じた新しい社会奉仕事業を立案するとともに、国際奉仕部門においても、「交流」だけではなく「奉仕」についても検討していきます。

このように奉仕プログラムの選択肢を増やすことで、『当クラブならではの事業』を模索しつつ、来るクラブ還暦60周年を迎える準備をしたいと思います。

そのための一つの方策を提案します。会長となって、また奉仕部門の委員長になって自分の年度の事業を考える際に、どうしても「事業の単年度での実現可能性」を考慮して新規事業への取り組みに慎重な姿勢になってしまうことは避けられないところです。

また、一人の人間が思いつく発想というものには限りがあるものです。そこで、クラブ会員全員が会長になったつもりで、また奉仕部門の委員長になったつもりで、自由な立場と発想で新規事業を提案する機会を設けたいと思います。その「新規事業」の実施は、翌年度か、翌々年度(60周年度)か、はたまた5年後か、そのような漠然とした企画でも良いのだと思います。

60周年に繋げるためにも、新規事業の選択肢を沢山蓄えて、醸成させて、いつか実現させる、そんな「夢」を会員相互で共有し、実現に向けて行動することもロータリーを楽しむことになるのではないでしょうか。

【奉仕部門別活動指針】

1)クラブ奉仕委員会

一人一人がクラブ運営を担い、支え合っていることを再確認し伝え合う。例会出席の重要性を再確認し伝え合う。会員相互の『親睦』の本質を再確認し伝え合う。

会員選考委員会

会員選考手続を会員に周知して、会員増強の契機とする。

会員増強・職業分類委員会

増強及び退会防止のための有効手段・方法を検討、整理して、会員に協力を促す。

純増3名を目標とする。

R情報委員会

会員がロータリーの理解をより深めるための方策を検討、実施する。

各奉仕部門と協力の上、IDMを利用して、ブレインストーミング的手法で会員個々の自由な発想で当クラブの新規事業のアイデアを話し合う機会を設ける。

出席委員会

『例会出席の重要性』を会員に伝えるとともに、クラブとして何をすべきかを検討し、他の委員会と連携して出席率の向上を目指す。

雑誌・広報委員会

有効なロータリーの対外広報(公共イメージの向上)を検討、実施する。

会報委員会

クラブ細則に規定する「親睦の増進」、「ロータリー教育に寄与」を意識する。

親睦活動委員会

親睦の目的は「会員相互の信頼関係の構築」にあるという理解のもと、有意義な親睦事業を企画する。

プログラム委員会

例会が「奉仕の理念」を学ぶ自己研鑽の場となるような卓話等のプログラムを企画する。

SAA・ソング委員会

例会進行にメリハリを付けて、楽しい中にも緊張感のある例会運営を心がける。

 

2)職業奉仕委員会(職業奉仕プロジェクト委員会)

「職業奉仕の理念」を再確認し、会員同士個々の「理念」を伝え合う。そして、その「理念」を、会員においては、取引先、顧客、友人知人に伝え、クラブとしては、機会を捉えて「職業奉仕の理念」を地域社会に伝える。

既存の事業の他に、会員が職業上の手腕を発揮できるプログラムの企画、実施。

3)社会奉仕委員会(社会奉仕プロジェクト委員会)

ロータリークラブが実施する奉仕事業の本質を会員が理解のうえ、地域社会のニーズ(安心・安全な社会)に応える啓発的、人道的事業を実施することで、「ロータリー」を社会に伝える。

既存の事業の他に、新規の社会奉仕事業を企画、実施。

4)国際奉仕委員会(国際交流委員会・R財団委員会・米山奨学委員会)

ロータリー活動を端緒とする国際理解、国際親善、国際平和の推進を目指すことを確認する。「ポリオプラス」事業の意義と成果を社会に伝える。姉妹クラブに対し友情と感謝の気持ちを伝える。国際奉仕の新規事業を検討する。

いわゆる「地区問題」により委員会活動が低調となっていたため、改めて「R財団」「米山奨学会」について会員に理解を求め、その目的と有用性を再確認する。

5)青少年奉仕委員会

青少年の健全育成、指導者の養成を図るとともに、「青少年の夢の実現を支援したい、その夢を共有したい」という『思い』をクラブ全体で共有し、その『思い』を青少年、保護者、学校、地域社会に伝える。

青少年育成委員会

既存の事業の他に、和歌山南RC旗争奪少年野球大会の40周年記念事業の企画実施。「青少年育成支援基金」の維持・運用についての議論を深める。

青少年交換委員会

長期青少年交換事業の受け入れと送り出し。

姉妹クラブとの間の短期青少年交換事業についての検討。

以 上