2016~2017年度
和歌山南ロータリークラブ
会長 野上 成樹
テーマ「人として職業人として、奉仕の基本理念に立ち返ろう」
ロータリークラブは、職業倫理を重んじる実業人、専門職業人の集まりとしてシカゴで発足、その後幅広い奉仕活動を世界中で展開し、111年経ちました。
2016-17年度RI会長ジョン・ジャーム氏は、「会員は、ロータリーを通じて友人と出会い、地域社会とつながり、目的意識を持ち、人々との絆を育み、キャリアを築き、他では味わえない貴重な経験をしてきました。
毎週、ロータリアンが語らい、笑い、アイデアを分かち合うために集います。しかし、私たちが集う一番の理由は、最も大切な目標、すなわち“奉仕”のためです。ロータリーの初期から、人類への奉仕はロータリーの礎であり、主な存在理由となってきました」として本年度テーマを「人類に奉仕するロータリー」としました。
かつて起きた2640地区問題も諸先輩方のご尽力によりましてほぼ解決したように思われます。そこで、今年度我がクラブでは、ロータリークラブの原点に立ち返り基本理念である「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育む」という考え方を主眼に置いて、具体的には「人として職業人として、奉仕の基本理念に立ち返ろう」と考えております。
その中でも特に、一昨年来事業化された青少年育成や子供シェルター援助にみられるように、「社会的弱者と言われる方々に貢献できる奉仕事業をさらに充実したい」と考えています。
そしてさらに、諸先輩方の教えである「楽しくなければロータリーではない」を十分念頭に置いて頑張っていきたいと存じます。
私こと、それなりに歳をとっておりますが、力不足の感重々承知しております。会員各位にご苦労をおかけすることが多々あると思いますが、よろしくご支援ご協力のほどお願い申し上げる次第です。
活動方針
1.クラブ奉仕
基本となる例会や親睦活動を通して、ロータリアンとしての誇りと自覚を高め、自ら入会を勧めたくなる、永年在籍したくなるクラブづくりを目指すことです。
- 会員増強。 友人・知人を誘ってください。女性会員の増強もお願いします。退会する方を最小限になるよう努力します。
- 例会、IDMを利用してロータリアンとしての誇り、意義、入ってよかった感を高めていく企画をしてください。
- 新入会の方々を対象に、オリエンテーションを行う。
- 各委員会の連携で、出席率の上がる楽しい例会の企画をお願いします。
- 親睦行事はできるだけたくさんの方に参加しいただける企画を考えてください。
- クラブホームページは、現状維持でお願いします。出来るだけ多くの方に見て頂ける方策があればご検討ください。
- ロータリーの友に、本年度も投稿お願いします。
- クラブ活動の外部への広報活動の強化を図ってください。
- その他、会員のためになるクラブ奉仕活動をお願いします。
2.職業奉仕
ロータリアン各位が自分の職業をとおして、世のため人のため社会のニーズ解決のため、奉仕の理念を実践していくことです。
- 例会で職業奉仕に関する主題を取り上げてください。
- 会員卓話で「会員自身の職業奉仕」をテーマとして語っていただく機会を作ってください。
- 職業活動表彰は、従来通り継続して実施してください 。
- その他、職業奉仕に関する事業をお願いします。
3.社会奉仕
ロータリアンが、地域社会が平和で、豊かで、住みよい社会になるために奉仕の理念を実践していくことです。
- 各委員会担当の奉仕活動について、継続するもの、見直すもの、新しく始めるものを検討してください。
- 施設の子供たちを交えた親睦活動、その他の行事を検討してください。
- 国交省等公共機関の提唱する清掃活動に参加するとともに、当RC独自の活動も企画出来れば、検討してください。
- その他、社会奉仕活動もご検討ください。
4.国際奉仕
国際的なプロジェクトでボランティアをしたり、海外のパートナーと共同活動したり世界の平和と相互理解に貢献することです。
- 姉妹クラブとの交流を図る。本年度は、岡山RC、新済州RCとも訪問の予定です
- 今後の姉妹クラブとの交流のありかたを話し合う機会を持てれば、持ちたいと考えます。
- 青少年短期交換派遣プログラムの継続実施をお願いします。本年度は、訪問の予定です。
- 長期交換留学生の派遣、受け入れ、米山奨学生の受け入れについて検討していきます。
- その他、国際交流としての事業をご検討ください。
5.青少年奉仕
青少年や若者に、世界平和と奉仕のロータリーの精神を伝え、好ましい変化を求め実施するものです。
- 少年野球大会の主催、少年柔道大会の協力、虎伏学園への支援等、継続実施していきます。
- 青少年育成特別委員会への協力をしていきます。
- その他、子供シェルター援助のような青少年の健全な育成を支援する事業を検討してください。